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自宅で出来るツボ療法
━vol.3 往診でみた慢性腰痛の患者様 腰痛を考えるA 2006.01.30━
慢性腰痛のツボを考えていたら、往診に行った患者様が慢性腰痛でした。 術後はだいぶラクになられたようで良かったです。 ですから、今回紹介するのはその時のツボです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今回のツボ療法】
腰痛を考えるパートU 前回のおさらい。
まず腰痛は、俗に言う「ぎっくり腰」と「慢性腰痛」と「ヘルニア」などに分けられます。 「椎間板ヘルニア」や「脊椎分離症」は、はっきり言って、鍼灸の適応範囲外です。 整骨院や治療院に通っていても、あまり効果のない方は 整形外科でのレントゲン撮影をお勧めいたします。
ぎっくり腰においても、大きくいくつかに分けられます。
まず、疲労が溜まって腰の上部に痛みがでたもの。
これは「筋筋膜性腰痛」と言われるもので、
日ごろの生活での疲労蓄積が原因と考えられます。 ウエストより上側に痛みのある方は、ほぼこれに当てはまります。
そしてもう一つは腰と言うより、おしりに近い部分に痛みのでるものです。 これは「仙腸関節捻挫」と言い、腰骨と仙骨をつないでいる部分に ストレスがかかって、くじいたという状況です。 出産後のケアを怠ると、なりやすいようです。 お気をつけください。
腰痛において、西洋医学的には 腰部の捻挫や背部の挫傷と言われるものです。 基本的治療は、レントゲンで異常がなければ・・
1、シップで冷やす 2、包帯や腰痛ベルトで固定 3、安静 というところでしょうか。
☆さてここからが、今週の「慢性腰痛」についてです。☆
慢性腰痛において、前回紹介した「委中」と「腰腿点」も、もちろん有効です。 しかし、慢性腰痛においては、腰に対しての治療もかなり効果的です。
そこで、今回は腰のツボをご紹介いたします。

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●志室(ししつ)
まず、「志室」(ししつ) これは腰骨の出っ張り(上後腸骨棘と言います)の少し上。 背骨の第2、第3腰椎から外に3寸(6〜7センチくらい)。 このツボは脇腹の方から背骨に向かって押すと、かなり効きますよ! 結構痛いはずですから、ツボとしては難しくないと思います。 腰が痛くて自分で押すのは、だいたいこのツボの近辺です。 |

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●上リョウ、次リョウ、中リョウ、下リョウ
(じょうりょう、じりょう、ちゅうりょう、げりょう)
次に「上リョウ」「次リョウ」「中リョウ」「下リョウ」の4点。 これは仙骨の骨上にある穴のところです。 背骨際を降りていくとポコンと窪みがありますので、それが「上リョウ」です。 そのすぐ下の窪みが「次リョウ」、さらにその下の窪みが「中リョウ」で、もう一つ下の窪みが「下リョウ」です。 ここは神経の出口でもありますので、西洋医学的にもかなり重要なポイントです。
画像は上リョウと中リョウです。
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腰が痛いとつい痛い場所を押したくなってしまいますが、その上や下にも影響は表れています。 押してみたら本当はそちらの方が痛いかも知れませんよ。
前回も書きましたが、 痛みの動作を覚えておいて、なるべくその動作はしないようにしてくださいね!
痛みのひどい時はすぐに整形外科や治療院などに行かれることをお勧めいたします。
みなさまからのご意見、ご感想をお待ちしております。 先日鍼灸学校の学生さんからメールをいただきました。 同業者の方も読まれていると思うと、緊張しますね。(^_^;)
これからも東洋医学と鍼灸師の地位向上に努めてまいりますので、 よろしくお願いいたします。
さて、そろそろインフルエンザが流行ってきているようです。 インフルエンザを治す東洋医学はありません。 東洋医学の基本は「未病治」ですから、 よく食べ、しっかり眠り、乾燥を防いで、 風邪を引かないように気をつけてくださいね!
次回のテーマは春の風物詩「花粉症」です。
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